フコイダンとは

モズク

「フコイダン」とは、モズクやメカブ、昆布などの褐藻類などのヌルヌル成分の中に含まれる多糖類を指します。海藻類の中には、カルシウムや沃素などのミネラルやビタミンなどの栄養源が多く含まれることはよく知られています。

その他に、近年ヌルヌル成分の中のアルギン酸は食べた他の食品のコレステロールの吸収を抑制する作用があります。

ラミニンという物質には、血液降下作用が認められています。そして、このヌルヌルの中に「フコイダン」という物質が多いことがわかり、これが『がん 』 ばかりでなく糖尿病、胃潰瘍、ヘルペス、高血圧、慢性肝炎、アトピー性皮膚炎など、さまざまな現代病に良いということがわかってきました。

「フコイダン」は、硫酸化多糖類の仲間で海藻の種類によっても異なってきますが、モズクには特に「硫酸化フコース」「フコース」が多く含まれているといわれ、この「硫酸化フコース」「フコース」が、がんに対して有効であることが判ってきました。

また、1996年・第55回日本癌学界にて「フコイダンの抗ガン作用の研究報告」が発表され、中でも他の正常細胞に影響を与えず、がん細胞(異常細胞)だけを自滅させる働き「アポトーシス(Apoptosis)誘導作用」という内容で脚光を浴び、医学的メカニズムもほぼ解明されてきております。 さらに、全世界において100種類以上の論文も発表されており、がん治療の中で今一番注目されている代替医療であると言えるはずです。

 その効果というのががんの抑制効果です。一言でいうと、副作用のない抗がん剤です。抗がん剤については、がん治療で一般的に使われています。しかし、がん細胞にもダメージを与える反面、同時に正常細胞にも多くのダメージを与えてしまいます。

「フコイダン」によるがんの抑制効果には、抗がん剤に比べ画期的なものがあると期待されています。それは、正常細胞をより強化(免疫力強化、マクロファージの活性化、NK細胞の増強活性化)し、同時にがん細胞に対してのみアプローチする特性をもっていることにあります。更にがんの抑制ではなく、がん細胞自体を死に追いやっていくことにあります。

良いフコイダンとは

フコイダンは、最近、TVや雑誌などのメディアで取り上げられることが多くなってきました。 しかしその分多くの商品が出回っています。中には粗悪品ともいわれる商品や薬品のように見せかけている商品もあるようです。 ですので消費者としてしっかりとした商品選びができる必要があります。

良いフコイダンの条件としたは、まず「原料」です。フコイダンは、モズクやメカブ、 コンブなどの海藻類に多く含まれていますが、そのなかでも含有量が多いのが、モズクです。 特に繁殖の早いトンガ産のモズクは「オキナワモズク」に比べて約5倍ものフコイダンが 含まれているので原料としては優れています。

そして、フコイダン成分の機能を最大限に引き出すために”有効成分が体内で吸収されやすい” ということが重要です。

専門医師に相談しながら飲用する大切さ

吉田院長

西洋医学では、代替医療(健康食品)などを否定する医師が多く、興味すら持たない医師が多いです。 しかし余命を告げられたがん患者が、代替医療によって元気になったという例は少なくありません。

良い代替医療の恩恵をより多くの患者さんが得られるようにするには、現状では、圧倒的に多くのがん患者 を診ている医師に注目してもらうことが最も良い事ではないでしょうか?そして、西洋医学と同時に代替医療 を取り入れる、統合医療をしていくことが必要なのではないでしょうか?

では、西洋医学の医師は、代替医療に否定的、どうしたらいいでしょうか? 代替医療に精通して専門の医師の意見も聞きながら治療をしていくということが重要です。